皆さん、こんにちは。京都府八幡市を拠点に、近畿エリアで塗装・防水工事を手掛けている株式会社グラフトです。
塗装職人への就職や転職を考える際、気になるのが年収ではないでしょうか。
「塗装職人の平均年収はいくら?」
「未経験からでも十分な収入を得られる?」
「経験を積んだら年収500万円以上を目指せる?」
「一人親方になった方が稼げる?」
このような疑問を持つ方も多いと思います。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」に掲載されている統計では、建築塗装工が含まれる職業分類の全国平均年収は497万7,000円です。
ただし、すべての塗装職人が最初からこの金額を得られるわけではありません。
塗装職人の年収は、経験年数だけでなく、対応できる工事、保有資格、現場での役割、勤務先の給与制度、雇用形態によって大きく変わります。
この記事では、塗装職人の平均年収や未経験者の収入、年収を上げる方法、一人親方との違いまで詳しく解説します。
【目次】
- 塗装職人の平均年収
- 平均年収と実際の給与に差が出る理由
- 未経験の塗装職人はどのくらい稼げる?
- 経験を積むと年収が上がる理由
- 塗装職人の年収を左右する5つの要素
- 一級塗装技能士を取ると年収は上がる?
- 会社員と一人親方はどちらが稼げる?
- 塗装職人が年収を上げる方法
- 求人票で確認したい給与以外の条件
- グラフトで塗装職人として成長する
- よくある質問
- まとめ
■塗装職人の平均年収
厚生労働省が運営する「job tag」によると、建築塗装工が含まれる職業分類の全国平均年収は497万7,000円です。
平均年齢は41.6歳、1カ月当たりの労働時間は165時間となっています。
また、ハローワークに掲載された求人の平均賃金は、2024年度で月額27万9,000円です。2026年3月の月別求人賃金は28万4,000円となっています。
ただし、これらの数字を見る際には注意が必要です。
job tagに掲載されている年収は、建築塗装工だけを完全に切り離して集計した数字とは限りません。また、平均年収には、長年働いているベテランや現場を管理する立場の人も含まれます。
そのため、未経験で入社した人が、すぐに年収497万7,000円を得られるという意味ではありません。
塗装職人の給与を考える際は、平均年収だけでなく、経験や担当業務、賞与、残業代なども含めて見る必要があります。
■平均年収と実際の給与に差が出る理由
塗装職人の収入には個人差があります。
同じ年齢や経験年数でも、働く会社や担当する仕事によって年収が異なることは珍しくありません。
・日給月給制の会社が多い
塗装業界では、働いた日数に応じて給与が決まる日給月給制が多く見られます。
日給が高くても、雨天や現場の都合で稼働日数が少なければ、月収が下がる可能性があります。
反対に、月給制の会社では毎月の基本給が決まっているため、収入の見通しを立てやすい傾向があります。
・賞与や手当の有無が異なる
同じ月給でも、賞与が年2回ある会社と、賞与がない会社では年収に差が出ます。
また、資格手当、職長手当、家族手当、交通費、夜勤手当などが支給される会社もあります。
・会社によって仕事量が違う
年間を通して安定した受注がある会社であれば、継続して現場に入れます。
一方で、仕事量の変動が大きい会社では、時期によって出勤日数や残業時間が変わることがあります。
・担当できる仕事の範囲が違う
養生や清掃などの補助作業を担当する人と、下地の状態を判断し、調色や仕上げ、現場管理まで担当できる人では、会社への貢献度が異なります。
できる仕事が増えるほど、昇給や手当につながりやすくなります。
■未経験の塗装職人はどのくらい稼げる?
未経験で塗装会社に入社した場合、最初は先輩職人の補助作業から始めるのが一般的です。
主な仕事には、次のようなものがあります。
- 塗料や道具の準備
- 塗装しない部分を守る養生
- 壁や鉄部の清掃
- ケレンや研磨などの下地処理
- 現場の片づけ
- 刷毛やローラーの洗浄
一見すると地味な作業に見えるかもしれませんが、養生や下地処理は、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
最初から上塗りだけを担当するのではなく、工事全体の流れや道具の使い方、材料の特徴を覚えながら、少しずつ担当できる仕事を増やしていきます。
株式会社グラフトでは、未経験者を含む現場作業員を、日給1万2,000円から1万6,000円で募集しています。給与は経験や能力に応じて決定します。
仮に日給1万2,000円で月22日勤務した場合、単純計算した月額は26万4,000円です。
ただし、実際の給与は勤務日数や手当、控除などによって変わります。求人票を見る際は、日給だけでなく、月の想定勤務日数や雨天時の扱いまで確認しましょう。
グラフトでは賞与年2回、社会保険完備、交通費支給、資格取得制度なども設けています。
■経験を積むと年収が上がる理由
塗装職人は、経験を積むことで担当できる仕事が増えていきます。
未経験のうちは指示された作業を正確に行うことが中心ですが、経験を積むと、自分で現場の状況を見て判断する場面が増えます。
・一人で塗装作業を進められる
刷毛やローラーを使い分け、塗りムラや垂れを防ぎながら、一定の品質で仕上げられるようになります。
作業を任せられる範囲が増えれば、会社にとって欠かせない戦力になります。
・下地の状態を判断できる
塗装は、塗料を塗る前の下地処理が重要です。
ひび割れ、サビ、旧塗膜の剥がれ、カビ、コケなどを確認し、必要な補修を判断できる職人は高く評価されます。
・調色や材料選びができる
既存の色に合わせて塗料を調整する調色や、素材・環境に合った材料選びには、知識と経験が必要です。
見た目だけでなく、耐久性や施工性まで考えられるようになると、担当できる現場が増えます。
・現場を管理できる
職人への指示、材料の手配、工程の確認、お客様や元請会社との連絡まで担当できるようになると、職長や現場管理者として評価される可能性があります。
自分の作業だけでなく、現場全体を予定どおりに完成させる能力が、収入アップにつながります。
未経験から技術を身につけ、担当できる仕事を増やしたい方は、まずは募集内容をご確認ください。
■塗装職人の年収を左右する5つの要素

・経験年数と施工技術
経験年数が長ければ必ず高収入になるわけではありませんが、経験を積むほど幅広い状況に対応しやすくなります。
特に、下地処理、調色、吹付け、模様付けなど、簡単には身につかない技術を持つ職人は評価されやすくなります。
・保有資格
塗装技能士、有機溶剤作業主任者、高所作業車、足場の組立て等作業主任者など、現場で役立つ資格を取得することで、担当できる業務が広がります。
会社によっては、資格手当や受験費用の補助が設けられています。
・対応できる工事の種類
戸建て住宅の外壁塗装だけでなく、屋根、鉄骨、店舗、工場、内壁、家具、防水工事などにも対応できれば、年間を通して仕事を担当しやすくなります。
仕事の幅が広い職人は、会社にとっても現場を任せやすい存在です。
・現場での役割
自分の作業だけを担当する職人と、材料の手配や後輩の指導、工程管理まで行う職長では、責任の大きさが異なります。
責任が増える分、給与や手当にも反映される可能性があります。
・勤務先の評価制度
技術があっても、昇給基準が不明確な会社では、収入が上がりにくいことがあります。
応募前や面接時には、何ができるようになれば昇給するのか、資格や現場管理が給与に反映されるのかを確認しましょう。
■一級塗装技能士を取ると年収は上がる?
一級塗装技能士を取得しただけで、必ず年収が上がるとは限りません。
給与への反映方法は会社ごとに異なり、資格手当が支給される会社もあれば、資格だけでは給与が変わらない会社もあります。
それでも、一級塗装技能士を取得する意味はあります。
一級塗装技能士は、塗装に関する知識と技能を国から認められた国家資格です。
資格を持つことで、次のような評価につながる可能性があります。
- 技術力を客観的に証明できる
- 難しい現場を任されやすくなる
- 後輩の指導を担当しやすくなる
- お客様や元請会社からの信頼につながる
- 転職時に経験を伝えやすくなる
- 独立後の信用材料になる
資格は、持っているだけで収入を増やすものではありません。
資格取得までに身につけた知識や技術を、実際の現場で活かすことが、評価や収入アップにつながります。
資格取得制度や入社後の働き方について確認したい方は、応募前のご相談だけでも問題ありません。
■会社員と一人親方はどちらが稼げる?
一人親方になれば、会社員より必ず年収が高くなるわけではありません。
一人親方は、請け負った工事の報酬を直接受け取れるため、仕事量が多ければ会社員より高い収入を得られる可能性があります。
一方で、受け取った金額がそのまま自由に使える収入になるわけではありません。
一人親方には、次のような費用がかかります。
- 塗料や副資材の費用
- 刷毛やローラーなどの道具代
- 車両費やガソリン代
- 作業着や安全用品
- 保険料
- 税金
- 倉庫や事務所の費用
- 集客や広告にかかる費用
- 会計や事務作業にかかる費用
例えば、年間1,000万円を売り上げても、材料費や外注費などを差し引けば、手元に残る所得は少なくなります。
また、営業、見積もり、請求、入金確認、日程調整、クレーム対応まで自分で行う必要があります。
会社員には、仕事を安定して受けられることや、社会保険、賞与、道具の貸し出し、資格取得支援を利用できるという利点があります。
独立を目指す場合も、まずは会社で施工技術や現場管理、お客様対応を身につけておくことが大切です。
■塗装職人が年収を上げる方法

・基本作業の精度を上げる
養生、下地処理、清掃などを丁寧に行える人は、先輩から次の仕事を任せてもらいやすくなります。
派手な技術だけでなく、基本を安定して行えることが成長の土台です。
・対応できる工事を増やす
外壁だけでなく、屋根、鉄部、木部、内壁、家具、防水なども経験することで、担当できる現場が増えます。
仕事の幅が広がれば、会社の受注状況に左右されにくくなります。
・資格を取得する
塗装技能士をはじめ、現場で役立つ資格を取得することで、知識と技術を証明できます。
受験費用を会社が負担してくれる場合もあるため、求人票の資格取得支援を確認しましょう。
・現場管理を覚える
工期や材料、職人の配置を考えられる人材は、会社にとって重要です。
自分が早く塗れるだけではなく、現場全体を予定どおり、安全に進める能力を身につけることで、職長や管理者を目指せます。
・お客様への説明力を身につける
塗装工事では、色や仕上がり、材料、施工期間について、お客様から質問を受けることがあります。
専門用語を並べるのではなく、分かりやすく説明できる職人は、お客様からも会社からも信頼されます。
・技術を評価してくれる会社を選ぶ
努力をしても、昇給や役割に反映されなければ、収入を上げるのは難しくなります。
経験者が転職する場合は、現在の給与だけでなく、技術や資格、現場管理の経験をどのように評価してもらえるかを確認しましょう。
■求人票で確認したい給与以外の条件
塗装会社の求人を比較する際は、日給や月給だけで判断しないことが重要です。
次の項目も確認しましょう。
- 雨天で現場が休みになった場合の給与
- 残業代や休日出勤手当
- 賞与の有無
- 昇給の基準
- 社会保険の加入状況
- 交通費の支給
- 道具や作業着の負担
- 資格取得費用の支援
- 休日数
- 夜勤や出張の有無
- 経験できる現場の種類
- 独り立ちまでの教育方法
日給が少し高くても、道具をすべて自費で購入しなければならなかったり、社会保険に加入できなかったりすれば、実際の負担は大きくなります。
反対に、日給だけを見ると大きな差がなくても、賞与や手当、資格支援が充実している会社では、長期的に見た収入や成長機会が変わります。
■グラフトで塗装職人として成長する
株式会社グラフトでは、未経験者を含む塗装工事の現場作業員を募集しています。
給与は日給1万2,000円から1万6,000円で、経験や能力を考慮して決定します。
賞与は年2回で、社会保険、交通費支給、車通勤、資格取得制度なども用意しています。
仕事に必要な道具は会社で購入・貸し出しを行っているため、入社時にすべて自分でそろえる必要はありません。
また、戸建て住宅だけでなく、マンション、ビル、工場、店舗、テナント、内壁、家具など、さまざまな現場を経験できます。
代表は一級塗装技能士と二級建築士の資格を保有しており、塗装技術だけでなく、建物全体の知識を踏まえた施工を学べる環境です。
早い人であれば、2年から3年ほどで一人前の職人を目指せます。
その後は、現場を任される職人や後輩を育てる立場を目指すほか、経験を積んで独立するという選択肢もあります。
最初から明確な目標が決まっていなくても問題ありません。
まずは現場で経験を積みながら、自分がどのような職人になりたいのかを考えていきましょう。
■よくある質問
・塗装職人で年収500万円は目指せますか?
厚生労働省の統計では、建築塗装工が含まれる職業分類の全国平均年収は497万7,000円です。
そのため、年収500万円は目指せない金額ではありません。
ただし、地域や会社、経験、賞与、残業、役割によって収入は異なります。現場を任される技術や管理能力を身につけることが重要です。
・未経験でも月収25万円以上を目指せますか?
求人条件や勤務日数によっては可能です。
例えば、日給1万2,000円で月22日勤務した場合の単純計算は26万4,000円です。ただし、雨天や休日、手当、税金、社会保険料などによって実際の支給額や手取り額は変わります。
・一級塗装技能士がないと年収は上がりませんか?
資格がなくても、技術や現場での役割が評価されて昇給することはあります。
一方で、一級塗装技能士を取得すれば、知識や技術を客観的に証明できるため、資格手当や転職、独立時の信用につながる可能性があります。
・一人親方になれば年収1,000万円を目指せますか?
売上として1,000万円を超える可能性はありますが、売上と年収や所得は同じではありません。
材料費、外注費、車両費、保険料、税金などを差し引く必要があります。独立前には、施工技術だけでなく、営業、見積もり、原価管理についても学ぶことが大切です。
・雨の日は給与が出ないのでしょうか?
会社の給与制度によって異なります。
日給制や日給月給制では、現場が休みになると給与が発生しない場合があります。一方、屋内作業や倉庫作業、別の現場を用意する会社もあります。応募前に確認しておきましょう。
■まとめ
塗装職人の全国平均年収は、公的な統計では497万7,000円となっています。
ただし、実際の年収は経験年数だけで決まるものではありません。
対応できる工事、保有資格、現場での役割、賞与や手当、会社の評価制度によって大きく変わります。
収入を上げるためには、基本的な塗装技術を身につけるだけでなく、材料選びや現場管理、お客様対応まで担当できる職人を目指すことが大切です。
株式会社グラフトでは、未経験から塗装職人を目指す方も募集しています。
「手に職をつけて収入を安定させたい」
「幅広い現場を経験して技術を伸ばしたい」
「将来は一級塗装技能士や独立を目指したい」
という方は、まずは募集要項をご確認ください。
すぐに応募を決める必要はありません。仕事内容や働き方について話を聞きたいという段階でも、お気軽にお問い合わせください。

